2026年6月4日
米国による世界システムの管理が狙い
現在、新型高性能AIとしてクロード・ミュトスが話題になっています。この目的は、「米国が全ての国家のシステム管理を図りたいからだ」とぼくは考えています。今日はこのシナリオについてお話しします。
まず、クロード・ミュトスとは何かから話始めましょう。世間で言われている評判は次の通りです。
クロード・ミュトスとは、米国のアンソロピック社が開発した新型の人工知能(AI)です。プログラムの脆弱性を自律的に見つけ出す能力を持っています。悪用されると世界中のシステムが破壊される危険性があり、一般公開が禁止されています。
クロード・ミュトスを見たことある人はいるのか
これは嘘です。何故そのように言い切れるのか。
この話は実際のビジネス上の慣習から外れているからです。ありえない展開になっているということです。
具体的に話しましょう。実際にこの機能を見た人はいるのでしょうか。日本ではまだ導入されていないのですから、誰もいないはずです。つまり、世間で言われているような実力があるかどうか、誰にもわからないのです。
にもかかわらず、国家が主導してこの導入を日本の金融業を中心に図っていこうとしています。普通だったら、「待ってください。日本は日本で独自にクロード・ミュトスの評価を行いますから、導入はその後にします」と言うはずです。
薬品がいい例ですが、新薬が米国で開発されても、日本人に合うかどうか独自の調査をしない限り日本では販売できません。
そうした通常のビジネス行為がまかり通らないのは、上からの命令があるからとしか考えられません。つまり、宗主国米国の命令なのです。
高性能AIはハッタリ
現在のAIは一般に実力不足です。クロード・ミュトスは非常に高性能なAIであると言われていますが、ありえないでしょう。
一般に普及しているAIは、かなり単純なミスをします。例えば、6月1日月曜日と入力したところ、「月曜日ではなく火曜日ですよ」と誤った回答が返ってくることが多々あります。存在しないレストランや書籍名が示されることも少なくありません。それなのに、クロード・ミュトスだけが完璧に仕上がっているなどとは、おかしな話でしょう。
もちろん、システムの脆弱性を見抜くなどの能力はあるかもしれません。しかし、それと同時に、同じくらい決定的な間違いを犯す存在に違いないでしょう。
システム統一による世界コントロール
ではなぜ米国は、このAIを完璧なものと仕立て上げ、世界中にアピールしているのか。それは、この脅威を口実にして全ての国家のシステムのコントロールを行いたいためです。
世界中のシステムを破壊できるような完璧なAIが存在すると各国に信じ込ませます。すると独自のセキュリティ対策では太刀打ちできないとパニックに陥ります。初期バージョンのクロード・ミュトスを通じて、日本のシステムは米国に筒抜けになるでしょう。そこに米国が防御システムとして改訂バージョンのクロード・ミュトスを提供すれば、各国はそれに頼らざるを得なくなります。このようにして、世界を管理下に置こうとする戦略です。
そして、世界中のインフラ、金融、機密情報といった国家の心臓部を、米国の巨大な傘の下に組み込むことができるのです。図表1の示した通り、世界を完全にコントロール下に置くことが、米国の本当の狙いです。




コメント
コメント一覧 (2件)
今回の先生の御指摘で 国家間の
立場の差と 深遠な米国の戦略を
教えて頂けた様に思います。
我々庶民は その様な真相を見抜く訓練は受けておらず、メディアの報道を
鵜呑みにする事が圧倒的に多いのではと
非常に危機感を持ちました。今後も一つでも先生の教えで賢く成りたいと思います。
林先生の見識の深さに感銘します。
TVやメディアの情報を過信してしまうと、見誤ってしまいますね。
米国はいつの世も覇権国でいるために、模索し続けているんですね。