金は買った店で売れ

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2026年7月8日

国内ブランド装う偽造手口

近年、国内ブランドのインゴットでも買取り専門店の制限が相次いでいるようです。やはり「金は買った店で売る」ことが鉄則です。今日はこの話をします。

買取りを制限する理由は国内ブランドを用いた犯罪の増加です。例えば、密輸した金地金に大手貴金属会社の刻印を偽造します。消費税なしで輸入し、地金を売る際には、消費税を受け取ります。これで本体価格の10%の利益が転がり込みます。また、タングステンを用いたいんちき地金を本物と称して売ります。この場合はぼろ儲けが成立します。

田中貴金属では、「他社製の製品について、日本市場における流通量・品位の信頼性などを総合的に判断する」という慎重な姿勢を見せています。また、店舗に直接確認したところ、「他社製品は刻印によって買取りできない場合がある」とのことです。詳細は電話では明かされません。査定基準が極めて厳格化している証拠です。

裏側にあるのは警察の介入

結果として、図表1にあるように、一部の業者が買取りを制限し始めました。

なぜ業者は、一部のインゴットの買取りを制限しているのでしょうか。理由は、警察側からの指示です。

古物商は、警視庁の管轄です。そのため、警察から業者へ情報提供がなされているのでしょう。捜査情報などに関わるため表には出ていないだけで、警察側で「犯罪利用が確認された」ブランドやサイズの警戒が強化されているのではないかと考えます。

そのため、図表1にあるように、特定の業者、特定のサイズだけが買取り対象から外されています。

ここで大事な教訓は、出口戦略が重要だということです。ぼくたちは、大事な資産である「金」そのものを守らなければなりません。やはり買った店で売買することが最も重要なのです。そして証明書は必ず手元に残しましょう。本物のお金である金を正しく管理するべきです。

コメント

コメント一覧 (2件)

  • 何処で購入すれば良いのか判断できません。
    ゴールドミセス(大阪難波)での窓口購入か、
    田中貴金属工業が良いのでしょうか?
    こんなことを質問することをお許しくださいませ。

    • どこでどのように購入するか、お迷いになる方は多くいらっしゃいます。
      ですがこれは「絶対にここでこれを買うのがいい」というような、唯一の正解があるお話ではないんです。だからこそ難しいのですが、最終的にはご自身で決めていただくしかありません。
      今回挙げていただいたゴールドミセスと田中貴金属を比べるなら、たとえばあなたが海外に行くご予定があるとしたら、「海外でも売りやすい」のは圧倒的に田中の金です。ですがもしコスト面を最優先するならミセスが勝ります。ミセスで買ってミセスで売るのは、「安く買って高く売る」戦略として有効です。他にもそれぞれの良さがありますから、絶対的なひとつの正解というのはないんです。
      ちなみにミセスで金を販売しているのは「東京2号店」で、難波はおそらく「買取専門」のお店です。
      もしお近くに難波店があるなら、買った後の売りやすさとして大きなメリットですが、もしかすると店舗に行っていただいても郵送購入などを案内されるかもしれません。

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