日銭を稼ぐ機械的売買

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2026年9月2日

チャートが出す答え通りにするだけで儲かる

機械的に売買したら儲けが増えるって魅力的だと思いませんか?簡単にそれが実行できます。今日はその話をします。

相場の基本ルールは「前の高値を抜けたら買い」、「安値を割ったら手仕舞い(または売り)」です。図表1にあるように、ぼくは、「6月17日の4381ドルを抜いたら金価格は陽転します」とお伝えしてきました。それはこのルールによるものでした。

しかし、チャートには多くの上下動があり、一体どこが前の高値になるのか一目では判断できません。「どうして、4,381ドルの高値抜きが大事なのか」という質問が相次ぎました。 

この悩みには、日本人が何世紀も前に開発したチャートが有効です。

時間の概念を消すカギ足

カギ足の仕組みは、時間の経過を完全に無視することです。普通のチャート(ラインチャートやろうそく足)は「先週、今週、昨日、本日、価格はいくらだったのか」というチャートです。これに対して、価格が一定の幅以上動いた時にだけ線を引くため、数日や数週間にわたって価格が小さな動きに終始した場合、グラフ上に一切表示されません。

ノイズが消え去ることで、本当のトレンドの転換点が明らかになります。

図表2をご覧ください。これがカギ足です。ここで、黄金の投資ルールを組み入れます。

前の高値を抜けたら買い(ホールド)

安値を割ったら手仕舞い(または売り)

このルールをカギ足に表示させます。図表3にあるように、売買の合図が色だけで明確にわかります。 

  • 青色: 上げ基調(買い、またはホールド) 
  • 赤色: 下げ基調(手仕舞い、または売り) 

実際に、2025年1月から2026年8月24日までの期間で、このシミュレーションを行いました。

  • 取引回数: 4回
  • 損失回数: 0回
  • 損益総額: 2,318ドルの利益(1オンスあたり)

このシミュレーションでは「2%未満の小さな動きは無視する」としています。ゴールドの場合、現在は約90ドルが2%ですから、日々上がっている相場の際に、90ドル未満の下げがあっても「ノイズ」として処理します。

Trading Viewでの設定手順

カギ足は、Trading Viewで簡単に設定できます。 

1:図表4のようにチャート上部の表示形式メニューからカギ足を選択します。 

2:設定画面を開きます。

3:計算式を従来方式からパーセント方式に変更します。

4:転換の数値を2%に固定します。

たったこれだけの設定で、チャートの景色は驚くほどシンプルになります。 高値や安値の見極めに迷ったときは、このカギ足の色の変化を基準にしてみてください。 

この気づきは8月31日に配信した投資部LIVEから一部抜粋・要約したものです。

コメント

コメント一覧 (11件)

    • トレーディングビューを開くことや、ローソク足を「カギ足」に変えるところまではできますでしょうか。
      そこから先が、少し省略し過ぎてしまったかもしれませんね。

      チャートの線の上のどこかで右クリックすると、縦長なメニューが出てきます。その一番下に六角形のようなマークと「設定」があります。
      設定を開くと、「ボックスサイズの計算方式」という言葉がありますが、この右にある選択肢が「従来方式」になっていたら「パーセントLTP」に変えます。
      すぐ下にパーセントと数字を入れる欄がありますので、そこに「2」と数字を入れると2%に設定できます。

      これで図表2のようなチャートをご覧になれるはずですから、お試しになってみてください。

  • 今回の気づきと同じ内容のYoutubeがアップされておりましたので
    視聴いたしました。その動画の中で(8:26秒あたり)LTP2%でのシュミレーションでの
    損益表が出ており「損失の回数が0回」の欄に注釈分が付いており
    「スプレッドは0.05%を仮定。ローリンングコストも考慮」とありました。
    これはどのような意味なのでしょうか?

    • ご視聴ありがとうございます。
      スプレッドやローリングコストなどは、普通の株などの売り買いでは見かけない言葉ですから、それは疑問に感じますよね。

      これらは「より実際の取引に近い計算をしている」ことを意味しています。

      もしチャート上の金額を機械的に計算すると、資料に書いた2318ドルよりも、もう少し高い金額になります。
      しかし実際の取引では、仮に売り買いする時の手数料は無料であっても、表に見えづらいコストの存在があります。

      スプレッドとローリングコストとはどちらも、そのような「見えづらいコスト」です。

      まず「スプレッド」は、買うときの値段と売るときの値段のちょっとした差のことです。
      お店で何か物を買う時、仕入れ値よりも少し高く売られているのと同じです。取引会社が儲けを得るために、買値と売値にわずかな差をつけています。この差が実質的な取引コストになります。

      次に「ロールコスト」はごく簡単に言うと、保有したものを「持ち続けている」ことで発生するコストです。

      どちらもある程度現実的な額を想定して、今回のシミュレーションで得られる利益から差し引いています。それでも十分な利益が出ているというのが今回のお話でした。

  • 設定画面は開けましたが「パーセント方式に変更」と「2%に固定」するところが分かりませんのでご指導いただきたくお願いいたします。

    • やはり省略し過ぎてしまったようですね。お尋ねいただきありがとうございます。

      設定画面の一番最初の「シンボル」という項目を開くと、真ん中あたりに「ボックスサイズの計算方式」という言葉があります。
      この右にある選択肢が「従来方式」になっていたら「パーセントLTP」に変えます。
      すぐ下にパーセントと数字を入れる欄がありますので、そこに「2」と数字を入れることで2%に設定できます。
      最後に「OK」をクリックしてください。

      これで図表2のようなチャートをご覧になれるはずですから、引き続きお試しになってください。

    • 空売りにも応用できますよ。
      高値更新は買い、安値更新は空売りのサインです。
      青から赤に変わった時が、空売りのタイミングの目安になります。

      とはいえ空売りの場合は、相場全体が下向きになっているかどうかや、業績など「チャートにない情報」にも注目していただく必要があります。

      金の場合は、今後大きな上昇を見込める圧倒的な強さがありますから、その他の細かいことを抜きにして機械的に取引するにも向いていると考えました。
      そして圧倒的な強さがあるからこそ、金であれば空売りには不向きです。

      他にもカギ足の応用について、今後も少しずつお伝えしていく予定です。

    • 今回の気づきでいう「手仕舞い」と「売り」は別のものです。

      安値を割った時は、そこからさらに下落基調が続くことが多いです。
      もしそれまでに買ったものがあれば、撤退つまり手仕舞いを考えるタイミングです。

      ですが下落基調が続くということは、「空売り」をする場合にはチャンスだと言えます。
      ということで、ここでいう「売り」とは空売りのことを指していました。

      とはいえ金の場合は、これから大きな上昇が期待できる圧倒的な強さがあると考えていますから、「金を空売りすべき」とは考えていません。
      冒頭の「手仕舞い(または売り)」の部分は、あくまで基本原則の説明だと受け取ってくださいね。

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