ゴールドの陽転

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2026年8月8日

最高で手持ち資金5割までを投資

ゴールド価格が陽転しました。ゴールドが上昇基調に入ったという意味です。最高で手持ち資金の5割まで投資しても構いません。

一般的に、相場は上下動を繰り返しながら大きな波動を描いていきます。目先の動きばかり見ていると、いつ上昇基調に入るのかが分からなくなってしまいます。しかし、有力な見分け方があります。それは、図表1にあるように、「前の高値を抜いた時が陽転した時だ」とみなすことです。プロはこの時点で買います。

最近の金相場を見ていきましょう。図表2にあるように、上下動を繰り返しながら下がってきたことがわかります。それが昨日、金価格が前の高値(2026年6月17日、4381ドル)を抜きました。これで陽転したことになります。

金価格はこれまでも陽転によって上昇基調に入ってきました。典型的な例は21世紀の最大の下げ(45%下落)後の陽転です。図表3です。2011年8月1892ドルという高値をつけた後、約4年半、金価格は下がりました。最終的に1050ドルという価格を2015年12月につけました。この直後に陽転が起こり、金価格は上昇基調となったのです。皆さんもご存知の通り、ここから金価格の大きな上昇相場が始まり、最終的には2026年1月5355ドルの高値をつけました。

ただし、どんなシグナルにも騙(だま)しが生じることがあります。それが図表4です。これを見ると金価格はいったん陽転したのですが。その後下がり、前の高値を下回ってしまいました。つまり、ここでの買いは失敗だったということになります。

その後、金価格は上昇に転じ、再度の陽転シグナルが-発生しました。本来はここで金を買うのが良かったということになります。

こうしたリスクを考えると。大胆に金を購入していこうという人でも、手持ち資金の半分までにしておくのがいいでしょう。残りの半分は、下がった時のために残しておく、というスタンスが望ましいです。

なお、「毎月1回ずつ、今年いっぱい買っていく」という方針の人は方針を変更する必要はありません。これも素晴らしいリスク分散型の投資方法です。

コメント

コメント一覧 (2件)

  • 林先生、普通に暮らしていたのでは、知る事もない情報をお教えいただきありがとうございます。
    日本がデフォルトした際には、今まて安心と信じていた大手銀行や保険会社も危ないとお聞きし、驚きました。
    質問させていただきます‍♀️
    私の主人は自営業で退職金がありませんので、個人の退職金として日本生命で積み立てております。予定では、67歳で4070万。68歳で4295万。70歳で4740万。80歳で6778万。
    85歳で7595万。受け取れることになっています。現在67歳ですが、80歳か85歳くらいで受け取りをしようか!と、漠然と考えておりました。
    ですが、貯蓄型の生命保険は、危ないとお聞きし、現金化するべきだと思いながら、少しでも多くなる方がなどと思ってしまい、時期をお尋ねしたく、ご相談させていただきました。どうかご教授いただきたく、お願い申し上げます。

    • 退職金の代わりの備えをしっかりしていらっしゃって、素晴らしいですね。

      お書きいただいた数字には、なかなか面白い「数字のマジック」が隠れています。
      67歳から68歳を比べると、だいたい「年5%」の増加です。
      ところが80歳から85歳までを比べると、1年あたり「2〜3%」の増加ですから、増えるペースは落ちています。
      にもかかわらず、長く持つほど得するかのように見えますよね。面白いマジックです。
      もちろん今教えていただいた範囲の額を、単純な受け取り予定金額として掛け算や割り算をしていますから、実際の利率とは違うところがあるかもしれません。
      そしてたとえ年2%であっても、定期預金よりずいぶん良いことは間違いないです。

      では仮に4000万円でゴールドを買った場合、今から3〜4倍にはなると見ていますから、その通りになれば数年後には1億円を超えます。
      数年後に1億円か、約18年後に7500万円か、どちらが良いかです。

      とはいえ実際に現金化するか、そして金を買うかどうかは、慎重にご判断なさってください。
      より安全な判断や、より得する判断をすることは大事ですが、「後悔しない選択をする」というのも非常に大事です。
      もし解約なさった場合に、払ったお金より多く戻ってくるのか、それともマイナスになってしまうのか、マイナスになるならそれはどれくらいなのかはぜひ確認してください。
      他にも考えるべきことがあるかもしれませんから、できれば匿名のこちらより、メールやLINEでぼくへご質問をお寄せになってくださいね。

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