2026年6月15日
天井圏での動きが続く
直近の株価の動きを理解する最善の方法は騰落レシオを見ることです。株価(S&P500)は新高値には戻っていませんが、騰落レシオは新高値を更新して上昇しています(図表1)。

騰落レシオが示していることは、「(株価の天井横ばい圏が続く中でも)S&P500は新高値を更新する可能性が高い」ということです。
同じような観点から、先行株を見てみしょう。図表2にあるように、シティバンクが新高値を更新しています。米国最大のJPモルガン銀行が新高値を更新できない状況であり、マグニフィセント7の多くの株も新高値を更新できない状況ですから、S&P500が大きく上がることは考えにくいです。

それでも、脆弱銀行の代表格のシティバンクが新高値を超えたのですから、米国の不良債権問題はまだ市場の脚光を浴びていないことは明らかです。こうした環境下では株価指数は天井圏ながらも、高値を更新する可能性があります。
投資戦略を述べておきます。
ここから株式を買うのはリスクだと考えてください。保有するのは金のみです。すなわち、ETFのような形か地金のどちらかです。こちらは損切りをすることなく、持ち続けてください。
定期的に購入していくか、RSI30といったシグナルで買うかの方法がお薦めです。後者の方法については後日の気づきで図解説明をいたします。



コメント
コメント一覧 (2件)
林先生、ありがとうございます。
質問させていただきます。
株を始めて四年ほどの初心者ですが、60歳過ぎの年齢もあり、年金の足しにと高配当の株を中心に保有しております。JTやゆうちょ、ソフトバンク、小松製作所、NTTなどを保有しております。配当目的ですが、これらも全部一旦利確し、金のETFのみにした方が良いでしょうか。
お教えいただくれば有難いです♀️
今は株よりも金がいいと、皆さんにお伝えしています。
配当を受け取ったその時はご自分の収入になりますから、確かに魅力的かもしれません。
ですが会社が配当を出すと、その分だけ会社が持つお金は減っています。
たとえば株価1000円の会社が、1株あたり50円の配当を出したら、その後の株価が950円になるといったことがよく起きます。
いつか売却した時に受け取る額のうち、一部を先取りしているようなもので、配当があってもその分だけ会社のお金の総量が増えるということはないんです。
ですから配当は魅力的なようで、実はそれ自体に大きな意味はないと考えています。
配当が大きいことと、株価が上がるかどうかはまた別ですから、これから「より大きく上がるもの」を選ぶなら金がいいです。
ゴールドであればETFだけに限りません。もし購入方法などでお悩みでしたら、ぜひメールやLINEでご質問をお寄せくださいね。