2026年6月10日
RSI30割れ:近日中に反発の兆し
ゴールドの買いタイミングが近づいています。今日はこの話をいたします。
図表1にあるように、1540(金の果実 上場純金信託)のRSIが30を割り込んで、29.1になりました。一般的には、30以下は売られ過ぎであり。早いうちに反発が起きると考えるのが定石です。

ただし、「30になれば即刻買い」ということではありません。それは図表1の2026年3月時点でのRSIを見ればわかります。ここでいったん30となり、上昇基調に入りました。しかし。その後価格は下落し始め、現在ではこの時点の価格を割っています。すなわち、この時点では買わずに、底値を待つのが正しかったことになります。
図表2を見てください。1980年から1982年までの大型の金下落相場のチャートです。図表の最も左側にある、最初のRSI30割れで買えば大きな利益を得ることができたのですが、その後のRSI30割れで買ったら、価格は下がる一方でした。つまり、RSI30割れは短期的な反発をとらえることはできますが、長い目で見ると下げ相場の中で買ってしまうリスクが残っているということです。

直前の高値抜きが重要
では、正しいやり方は何か?
価格の動きをもう一つの-シグナルとして用いるのが正しいです。
それが図表3です。つまり、「前の高値を抜いたところで買う」ということが正しい戦略です。RSI30割れが起きると価格が上昇に転じます。この際、その直前につけた高値を抜いたかどうかを確認してください。これが相場陽転のシグナルです。

テクニカル分析を用いてゴールドを買おうと考えている人は。このことをしっかり頭に入れておいてください。
また、RSIといったやや専門的な手法に頼らずに、定期的にゴールドを買っていくという方法も素晴らしいパフォーマンスにつながることを付け加えておきます。



コメント
コメント一覧 (2件)
中国がその不況の為に大量に持っているゴールドを売りに出さないか危惧してます
先生の御見解をお教え下さい。
中国がゴールドを売ることにはならないでしょう。
中国は長年かけて徐々に金を増やし、ドルに依存しない状態を築こうとしています。
それをあえて手放して自国通貨に替えても、どこか他国の通貨に替えても、大してメリットはありません。
金はできるだけ持ち続け、経済のことは他の手段を取るでしょう。もしも売る事態になるとしたら、それは本当にあらゆる策が尽きた時です。
そしてあなたのご存じの通り、中国経済は芳しくないですが、それでも米国経済より状況がいいと見ています。
つまり中国の策が尽きるより、金の大きな上昇が早く起きる方が、より可能性が高いというのが現時点での判断です。