2026年7月15日
歴史が証明するバーゲンセールの足音
2026年7月10日、VIX(恐怖)指数が15.02まで低下してきました。7月15日(朝)時点ではVIX指数は16.51です。VIX大底バーゲンセールまで、あとわずかです。
ここで、図表1のチャートをご覧ください。 オレンジ色の線がNYダウ(株価)、青色の線がVIX指数を表しています。株価が高値圏で浮かれているとき、恐怖指数であるVIXは限界まで下がります。

過去の推移を見ると、VIXは15以下でしっかりと底入れしていることが分かります。13未満にまで下がることも起きています。
過去の歴史が明確に証明している通り、VIXが15を下回った水準は、市場の全員が完全に油断しきっているサインです。例えるなら、誰も火事など起きないと思い込み、火災保険がタダ同然で投げ売りされている状態です。
買うのはこの中のどれかだ!
いざ14ドル台に突入して買いを行う際、次の3つ中から購入することになります。
- CFDの第一限月(米国市場)
- CFDの第二限月(米国市場)
- 318A(東証)
まず、CFDについて見ていきましょう。
※2026年7月15日朝時点の数値
| VIX指数(TVC) | IG証券第一限月 | IG証券第二限月 | |
| 終値 | 16.51 | 17.28 | 18.43 |
| 最終日 | 7月22日 | 8月19日 |
注:限月交代ありのCFD価格
VIX指数と、実際に取引するCFD(先物)の価格は一致しません。第一限月は通常は1ドル弱ほど高くなっています。第二限月はさらに1ドルほど高くなっています。
現在、第一限月を買った場合、7月22日までに売り(反対売買)を行う必要があります。それまでに大幅上昇を見込むのは難しいでしょうから、現時点では第二限月を買う方が実践的です。
期限切れのない盾318Aの準備も忘れずに
限月(満期)の確認やCFDの取引は少しハードルが高いという方は、日本の東証で買える318A(VIX短期先物指数ETF)がいいかもしれません。お手持ちのSBIや楽天口座などで購入できます。IG証券に口座を開く必要はありません。
318Aの最大のメリットは、先物のような最終日がないことです。期限切れや乗り換え(ロールオーバー)のコストを気にすることなく、お持ちの証券口座で「現物株」としてそのまま保有し続けられます。
一方で、318Aの重大なリスクがあることを付け加えます。
図表2をご覧ください。チャートを見ると一目瞭然ですが、318Aは時間が経つほど下がる傾向があるという厄介な性質を持っています。つまり、「いつ株価の暴落が来るか分からないからととりあえず買って、ずっと放置しておく」という使い方は絶対にやってはいけません。時間が経つだけで価値がどんどん目減りしていくからです。

だからこそ、VIXが13〜15という安値圏に入ったピンポイントのタイミングで仕込むことが絶対条件になります。最も安くなった瞬間にだけ318Aを買うことで、この時間経過による値下がりリスクを最小限に抑えつつ、大きな反発利益を狙うことができるのです。
どんな取引にもリスクはあることを忘れずに
VIX投資は比較的リスクが少ないことが最大のメリットです。しかし、リスクがない金融取引というものは存在しません。そこで次の2つの点については留意してください。
➊VIX指数が13ドルを割った場合は追加で購入する
❷購入総額は総資産の最大限10%にまでにする
なお、この方法で投資を行なえば、評価損が資産全体の2%を超えることは少ないと考えてください。



コメント
コメント一覧 (4件)
おはようございます。
初めての挑戦!先生の教え通り、動いてみます。まずは少額からスタート。
PLUS投資部の方々にも、丁寧にご説明頂きました。ありがとうございました。
林則行先生、売り時も御指示くださるのですか?
少額からスタートしていただくのはとても大切なことですね。
VIXであれば、費やすのは最大でも投資資金の10%くらいまでと皆さんにお伝えしています。
もうご覧いただいたかもしれませんが、7月20日に「号外」の気づきを書きました。
VIXのことであれば、買うのは終値が15を切るのを待ってから、売るのは25になった時です。
さらに詳しいことは、19日や20日の「号外」をお読みになってくださいね。
これらは一般的には知られていない方法ですから、お読みになってもよくわからないこともあるかもしれません。その時は何度でも、遠慮なくメールやLINEでご質問をお寄せください。
その方がこちらでお尋ねいただくより、もっとしっかりあなたのことを知った状態でお答えできますからね。
いつも興味深い気付きを有難う御座います
15日の気付きの内容が良く理解出来ず、電話をさせて頂きましたら16とゆう数字は株価が安定している数字で恐怖では無いと言われました。
こんなに株価が急速に下がって(上がり過ぎていた為?)80位になれば恐怖だと説明されました。先生が暴落が近いとおっしゃる今かと思いましたが、認識が甘いのでしょうか?
「暴落が近い」ことは一般的には知られていないんです。
電話でお聞きになっていただいたことに間違いはなく、最近の15や16というのは、市場が楽観的な状態です。
ただ一般的に知られていないから、目に見える数字上に現れにくいだけで、暴落の危機が迫っている状態であることに変わりはありません。
ちなみに80は本当に極端に大きい時で、リーマンショックの頃はそのぐらい上がることもありました。
ですが30前後でも、市場が危機感を感じてきたくらいの数字です。
来る暴落の際には、リーマンショック当時のように80ぐらいまで大きく上がる可能性もありますが、取引ではそこを狙うのではなく「25で手仕舞い」というルールを念頭に置いてくださいね。