2026年4月9日
米国の経済悪化は変わらない
4月7日(日本時間の8日)、アメリカとイランの停戦が発表されました。その影響で米国株が上昇に転じています。S&P500ミニ先物は、米国の8日、S&P500が2.5%の上昇です。
しかし、本質的な米国経済の弱さは解消されていません。一時的に上昇しても、新高値を抜くことはないでしょう。今日はここをお話しします。
騰落レシオが短期上昇の理由
図表1を見てください。今後の株価予想を赤いラインで示しました。これまでの大天井を抜かず、下落に転じる。これがぼくの予想です。この話は既に3月28日のセミナーにてお話ししました。

この話について、「どうして株価が戻るんだ?」という質問が数多く寄せられました。
その理由を騰落レシオで説明します。騰落レシオとは日々の上昇銘柄数に下落銘柄数を引いた指標です。図表2を見て下さい。「直近の下落でも株価に比べて強気のサインを示しているので、2番天井に向かう」というのが経験則です。

しかし、これはテクニカル要因に過ぎません。テクニカル要因は短期的な予測にしか用いることができません。
皆さんには「6つのシグナル」というものをお伝えしています。簡単におさらいすると、経済に先駆けて悪化する指標を6つにまとめています。今は5つが赤信号、1つが黄信号の状況です。騰落レシオだけが健闘していて黄色信号となっています。(なお、6つのシグナルは毎週土曜日に更新していますから、ご確認ください。)
経済指標が悪化傾向にあるので、株価の長期上昇は難しいでしょう。
金は横ばい圏の中の上昇局面に入った
金価格の予想については、「今年いっぱいは横ばい圏にある」と述べてきました。横ばい圏の中には上昇局面と下落局面とがあります。株価が上昇すれば金価格も上昇局面に転じます。ただし、「横ばい圏の中での上昇」の範囲を超えるものではありません。
別の言い方をするならば、「将来株価が下落方向に転じれば、一緒に下落に向かう局面が始まるだろう」ということになります。これも横ばい圏の中での下落です。横ばい圏の中でも株価と金価格は連動すると考えます。図表3のように過去から連動が続いてきたからです。

こうしたことを踏まえて
➊毎月1回定期的に買う
❷RSIを用いてタイミングを測る
といった方法をお伝えしてきました。
この方法についての変更もありません。今年いっぱいに資産のほぼ100%を金にしてしまい、来年以降4倍になるのを待つのがいいでしょう。
※サポートチーム補足:「6つのシグナル」は会員専用システム内『相場の転換点』よりご参照いただけます。



コメント
コメント一覧 (2件)
ありがとうございます
金の購入の方法いろいろ有るみたいなどで
参考にさせていただきます
米国経済はなかなか下落トレンドにならないですね。
これもプリンティングマネーで、紙幣をジャブジャブ刷り過ぎている
ためなんでしょうね。
また、中間選挙があるため株価下落を食い止めに必死なんでしょうね。
しかし、刷り過ぎた紙幣はお金の価値を下げてしまうので、米国が
下落したら我々投資部の笑顔が増えますね。
6つのシグナルの「騰落レシオ」に注目ですね。