2025年11月26日
アクセサリーが売れなくなる程度
中国で金に関する税制が変更になりました。しかし、これによって地金の販売が中国国内で落ちることはないでしょう。本日はこの話を深堀りします。
ブルームバーグの11月1日の報道で、「中国、金販売の税優遇措置を撤廃」という情報が出ました。中国で金価格が13%(消費税分)上乗せされるような書き方になっていました。
これは間違いです。
国が認可した市場(上海黄金取引所・上海先物取引所の2つ)を通して、金インゴットを購入・売却する場合は今まで通り無税です。従来も2大取引所においてほとんどが取引されていたので、この点では変更なしと言えます。
ただし、今回の変更によって、地金を引き出す場合には7%の消費税を払う必要が生じてきました。
日本の1540(金の果実)に似た状況になりました。1540を東京証券取引所で取引する場合には消費税は不要です。しかし、これを純金バーとして引き出す場合には10%の消費税支払いが必要になります。これと同じルールが中国で始まったと思ってください。
これに対して、大きな変更があったのは宝飾用・工業用の金です。7%の消費税が加算されることになりました。
実際に中国国内の宝飾金市場では、11月3日になって一斉に7%程度の値上げが起き、消費者・販売側とも大きな混乱があったと報じられています。
11月11日時点での、中国の大手金販売店である「周生生」の実際の販売価格を確認すると、確かに投資用よりも「宝飾用の金」の方がより高くなっていることがわかります。

こうした値上げを受け、以前と比べて消費者の「宝飾用の金」の買い控えが起きる可能性はあるでしょう。それを見据えて、中国国内では、一部大手宝飾店の株価が10月末から11月頭にかけて下落しました。
しかし、大事なのは地金です。中国の税制変更は、中国の方々の地金投資への意欲を削ぐものではありません。したがって、国際的な金価格の形成には何ら影響しないと考えています。



コメント
コメント一覧 (2件)
日本の宝飾関係は仕入れが高額だから新製品を作れなくて経営が苦しくなるな。店舗も売り上げは下がる。
宝飾を買って楽しんでた友人も
今は金投資に切り替えてると言ってたよ!
金投資についててすが、
現在、国内では
田中貴金属とSPDRゴールドシェアと両方に
700万ほど持っていますが、金を増やす場合には総合的に見てどちらが良いのでしょうか?
教えて頂きたくお願いします。