2025年11月20日
1.小さく賭ける2%ルールが最善
先物商品を取引する際の最適なルールについてご説明いたします。最重要のポイントは「小さく掛ける」ことです。
大きく掛けると、資産の推移は大きく乱高下します。儲けは大きくなりますが、少し負けが続いただけで回復が難しくなります。
図表1がわかりやすいです。毎回の掛け金を資産の10%または15%にすると、勝ったときは一気に増えますが、負けが2~3回続いた瞬間に大きく沈み、山と谷を繰り返す不安定な推移になります。

しかも、図表2から分かる通り、このゲームの勝率が46%から41%へ「たった5%」下がるだけで、資産は右肩下がりに転じやすくなります。

掛け金が大きいほどこの影響は増幅され、15%で賭け続ければ破綻リスクは急上昇、10%でも資産は大幅に削られがちです。
そこで最初に決めるのは「どれだけ賭けるか」です。結論はシンプルで、小さく賭けることです。目安は「1回負けで口座全体の2%しか減らないようにする(2%ルール)」です。こうしておけば、連敗しても立て直す時間と体力が残ります。
2.実際例をみるとわかりやすい
レバレッジの効く商品は、少ないお金で大きく動かせる反面、負けたときの減り方も一気に大きくなります。
ここでは条件をそろえて比べます。前提は「金1g=18,000円」「5%下がったら損切り(=900円のマイナス)」「1回の負けは口座の2%まで」というルールです。
まず先物ミニ(100倍)で説明します。図表3です。

1gで900円の逆行で、倍率100倍なので9万円の損になります。
これが口座の2%に収まるように逆算すると、必要資金は450万円。
業者が設定している最低証拠金はずっと小さな金額です。でも、それは意味を持たないと思ってください。
なお、この必要資金はあなたがお持ちの資産の総額を示します。先物業者の口座に入金しておく金額ではありません。
海外金先物については図表4をご覧ください。

1oz≒30gとします。倍率100倍ですから、100ozは約3,000g。元本は18,000円×3,000=5,400万円。ここから5%下がると270万円の損です。
これを2%に抑えるには1億3,500万円の資金が必要です。
図表5にくりっく株365を示します。

倍率は100倍です。想定価格57,000円、最小1枚で考えると、元本は57,000×100=約570万円に相当。
5%下がると28.5万円の損。これが口座の2%になるための必要資金は1,425万円です。
最低証拠金13万円と軽く見えますが、証拠金はあくまで“入場料”。建てていい量は証拠金ではなく2%ルールが決める——ここを取り違えないことがいちばん大事です。
いつでも自分に問いかけましょう。「5%下がったらいくら負ける? それは口座の2%以内か?」——この確認をして、その範囲で枚数を決める。これだけ守れば、レバレッジ商品でも堅実に続けられます。
これを続ければ、レバレッジ商品でも無理なく長く取り組めて、最終的にいちばん安全に目標へ近づけます。
この原稿は11月17日配信の継続会員向けLIVE動画講座の内容の簡易版です。



コメント
コメント一覧 (3件)
因みに一時期12%の含み損であった318A、
昨日の上げで売却し年末の飲み代にはなりました。( ◠‿◠ )
現時点でのVIX指数が20.75です。
エヌビディア高決算バブル プラス 本日の米国9月雇用統計の高水準期待で、米国株価の上昇・VIX指数の爆下がりチャンスに期待しています。(^◇^;)
本当に先物取引きの怖さを 具体的に教えて頂き有り難うございました。
2パーセントルールを守る事にします。
ありがとうございます。勉強になりました。