民衆の力が不正を破った
米国大統領選挙において、ドナルド・トランプ候補が次の大統領となることが決定しました。これは米国民にとって、また、日本をはじめとする世界の人々にとって素晴らしいことです。今日はこのことについて話をしましょう。
皆さんは大統領選挙を巡る米国の報道がおかしいと思いませんか?これまでの報道によれば、トランプ対ハリスの人気はほぼ五分五分であり、開票には数日かかる可能性があると言われてきました。
ところが、実際のところは、投票が終わって数時間後には、トランプ勝利が見えてきました。ぼくがこの原稿を書いている時点(日本時間11月6日23時)では、トランプの得票が全体の52%、ハリスが48%であり、大きな差となっています。
報道機関の予測と現実との間にどうしてこのような大きなギャップが生じたのか。それは、報道機関の予測そのものが、嘘偽りだったからです。
論理的に考えれば、ハリスが勝つことはあり得なかったわけです。当初は、バイデン(現職大統領)が立候補することになっていました。この現職は、以前から認知症が進んでいていました。それは、政界内では、誰もが知る事実だったわけです。
にもかかわらず、現職大統領を引退させずに立候補させたのはどうしてだったのか。「トランプに勝てる最善の候補者だ」と民主党側が考えたからです。ところが、民主党は途中で候補者をすり替えました。それは、「現職大統領ではどうも勝てない。だとしたら、別の候補を出すしかない」と考えを変えたからでした。
一言で言うならば、「最善が駄目なので、次善の手を尽くす」ということになります。しかし、誰が考えても考えてわかるのは、最善が駄目な場合は、次善はもっと駄目なはずです。ということで、ハリスの敗北は最初からわかっていたことでした。
そこで、2度にわたってトランプの暗殺を実行しました。暗殺計画にはシークレトサービスの一部が加わっていました。そうでなければ、至近距離に銃を持ち込むことは不可能です。そうした大がかりな暗殺計画も見事に失敗しました。
残る手段は不正選挙の挙行です。まず、ハリス候補の人気が非常に高いことをマスメディアで宣伝して、「次の大統領はハリスだ」という風潮を作り出そうとしました。実際に、4年前の選挙でバイデン候補を勝たせた時のように、数千万秒の投票の不正操作を行いました。
それでも、今回はトランプ勝利となってしまったのです。不正ではごまかし切れないほどの票差が出てしまったからです。
実際の人気は7対3ぐらいで、トランプが圧倒的に優勢だったのです。皆さんがアメリカ国民だったらどのように考えるでしょうか?「自分の生活を何とか良くしたい。そのためには、どちらの人が大統領になったら良いのか。企業経営に長けた指導力のある人がいいのか。それとも、そうした経験のない法曹界出身の官僚がいいのか」となった場合、誰でも選択肢は明らかでしょう。
暗殺や選挙不正を乗り越えることができたのは、民衆の支持が圧倒的に大きかったことに尽きます。
ぼくが冒頭で、「トランプ勝利は素晴らしいことだ」と言ったのはこの点です。不正がはびこる世の中がいいわけがありません。日本でも不正選挙が減って来ることになるでしょう。
さて、最後に話を戻します。民主党側が不正や暗殺を計画してまで権力にしがみつこうとしてきた理由は何なのか?このあたりについてはまだ解説していませんでした。それについては後日お話ししましょう。
コメント
コメント一覧 (5件)
有難うございます。先生の投稿されたお話にはいつも驚きと感動で、ワクワクしながら拝読させていただいてます。トランプ大統領の政治に対する負のイメージが転換いたしました。是非、人の先頭に立つ人は汗水垂らして努力をする人が損をしないような社会を実現してほしいと願うばかりです。
汗水を流して努力する人が報われるような社会が実現される。
これが1番大事な事ですね。
僕も全く同感です。
エマジーさん
汗水を垂らして努力する人が報われるような社会が実現される。
これが一番大事なことですね。僕も全く同感です。
私もエマジーさんと全く同感で、トランプ大統領のイメージも逆でした。これから見方が変わりますが、日本に対しての態度が気になります。
林先生のお話しは、自分の知らない世界を知れて、楽しみの一つになりました。有難うございます。
世の中には自分の知らない世界があるという事に
気づいただけでも、大きな1歩だと思います。
この見方が出来るだけで、普通の人よりも前進したことになります。
資産運用に関しても大きなプラスの影響があるでしょう。