米国政策金利を見ても意味がない

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先週、米国の中央銀行にあたるFEDが政策金利を0.5%引き上げました。]

ウオール街の証券アナリストの予想では引き上げ幅が0.25%だったり、0.5%だったりしていたようです。

こんな予想をしてどんな意味があるのだろうか?引き上げ幅の大小には全く意味がない

ーというのがぼくの見解です。

その理由は、図表1を見れば、明確にわかります。図表1は米国株価(S&P500)と政策金利とが描かれています。赤いシャドーで示した時期が政策金利の上昇期です。

この赤シャドー時期をよく見てください。株価が期を通じて上がっている局面、下がっている局面、最初は株価が下がっていたが後半で上がり始めた局面、最終期になって株価が下がり始めた局面など様々です。

つまり、政策金利を見ても、株価の動向がわかるわけではありません。相関がないのです。

株価は景気を敏感に感じて動くものなので、FEDの金利引き下げ(引き上げ)は景気にはほとんど影響しないということになります。

経済を動かしているのは、大多数の庶民であり、働く人たちです。短期金利をちょっと動かしただけで何かが変わるというわけではないことは、簡単にわかるでしょう。

マスコミの発言に騙されないようにしましょう。

コメント

コメント一覧 (4件)

  • なるほどてすね‼️
    FEDによるの金利の上げ下げで、結果一喜一憂する一般投資家も多いでしょうから、それにより儲けた投資家は「次もいくぞ」って損失する人もいるんでしょうかね
        根拠のない投資

    • 田崎さん
      こんにちは
      政策金利に比べて、長期金利の方が重要です。
      長期金利の動きについてはたまに見るようにしましょう。

  • 林則之先生ありがとうございます。
    株価の動向がわかる事なくて安心です。

    • 筒井さん
      こんにちは
      筒井さん。
      世間で言われていることに大きな嘘が多いということがわかったと思います。
      今後も僕の発信する情報をよく見てください。

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