米国の雇用者統計(農業人口を除く)が前月比14.2万人と市場予想の16.5万人と大きく下回ったとの報道がありました。雇用は悪い方向へと進んでいます。

図表1を見ると、米国雇用者の増加幅は低下傾向となっています。コロナ発生前は20万人程度(平均値)で推移していた増加幅は、コロナの発生とともに、大きく下振れしました。さらに、その後の景気対策によって大きく上振れしました。
現在は景気対策の効果が薄れ、雇用者数がだんだんと減少しています。最新の統計値は14.2万人ですから、コロナ発生前の約20万人を割り込んでいます。
数値が10万人未満になれば、失業問題が大きく浮上してくるでしょう。株価はこれを嫌って大幅下落方向に進み、雇用者数はIT不況時、リーマンショック時のようにマイナスへと転落するでしょう。
コメント
コメント一覧 (4件)
こんには林則之先生
掲示板見ました。
いつも情報ありがとうございます。
10万人になれば株価はこれを嫌って大幅下落方向に進み、雇用者数はIT不況時、リーマンショック時のようにマイナスへと転落ですね。
アメリカの経済動きわかりやすいです。
筒井さん
こんにちは
筒井さんのまとめ、とってもよくできています。
的確にご理解いただきましたね。
雇用者数が減少すれば、株価は連絡する!
福田さん
株価にとって一番大事なことは、
その国で働くひとたちが飢えずに食べていけるどうか、なんですね。
つまり、雇用者数がとても大事だということです。