ダウもS&P500もたった2日で1ヶ月分以上の値動きとなりました。最後まで下落が続きましたがS&P500は月足のサポート5087-5145でぎりぎり支えられたように見えます。
一方、VIXですが現在45程で長期抵抗ゾーンにぶつかっています。これまで、抵抗ゾーンを一定期間上抜けしたのはリーマンショックとコロナ危機の時のみで、その他は一時的なものです。これまでの経緯と現レベルから考えると株式市場は一旦落ち着きを取り戻すと思われます。
尚、S&P500は日足・週足共に安値と終値がほぼ同じで、VIXは逆に高値と終値がほぼ同じと頻度の少ない形状をしています。このような足が出現した場合は直後、急反転することが多く、今週から株価指数は大きく買い戻される可能性があります。戻りの目途は今月下抜けした5487-5605。更にこれを上抜けした場合は5867ラインまでを想定する必要があります。月が替わった場合は6000台回復という事態も可能性として0ではありません。急落の後には急反騰が付き物ですのでご注意下さい。私なら売りポジションはここで一旦手仕舞います。もし下落継続なら4600-4800を目指してくるでしょう。
お気持ちありがとうございます。ですが、トレードにおいては他人の意見はあくまでも参考程度に留めるべきです。利益確定の場所と予想が外れた場合の損切りの場所を自分で判断できるようにならないと継続して利益を出せるようにはなれません。そのためには、自ら学習と経験を積むより他ないのです。言い方を変えると如何に失敗から学べるかです。
美味しい料理のレシピと材料を手にしたとしても、自分で美味しい料理に仕上げられるかは別ですよね。美味しくするには何より「自分の腕」が大切なのです。
ここの講義内容は林先生が自らの経験と他者の知見を組み合わせて、確立されたものと私は理解しています。私たちも講義で学んだことと自分の知識を組み合わせることで、より理解が深まります。
パンローリング社からは様々な専門書が出版されています。少々お高いですが学ぶことも多々あります。自身の知見を深めてあらためてオンクラスの講義を見ると新たな気付きが生まれると思いますよ。
私の場合はラリーウィリアムズとジェイク・バーンスタインの解説が転機となりました。林先生にはゴールド投資と相場の大局的な見極め方を教えていただきました。私もまだまだ学びの途上です。
ありがとうございます。お役に立っているようでしたら何よりです。