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林先生から空売りのGOサインが出ましたね。この重要な安値割れの他に、終値で高値を更新し上昇継続のサインを出した昨年11月の安値を割り込んだことも私にとっては大きなサインです。一方で重要なサポート(赤ゾーン)割れには今のところ至っていません。グレーで示す上昇チャネル内にもまだ留まっています。よって、この赤ゾーンを下抜けしてこない限り、林先生の仰るように再度反発の可能性があり、もう暫く時間的猶予があるかもしれません。騰落レシオやアセットマネージャーのポジションが相場の内部構造であるのに対し、私が同時に見ているのは物理的な構造です。面白くなってきました。
ラリーのサイクル予測が載っていたのは2024年版です。
2000年も1966年も強い上昇期を経て調整相場に入っていく入口ということで、今年に重ねただけですよ。1966年の場合は、ラリーウイリアムズの有料レポートで提示されていた長期サイクルトップが1966年であったことも理由のひとつです。そして、ラリーによると今年末が長期サイクルトップです。
1966年以降は拡大型トライアングル、2000年以降はN字波動です。今年以降、どのような波動になるかはわかりませんが、調整期間が15年前後、そして上昇に転じる直前に大底をつけている点はどちらも共通しています。加えて大底を付ける時間的経過が一致している点も興味深い点です。本当の希望は総悲観の中でしか見いだせないということでしょう。人生も相場もよく似ていますね。
パターンは違えど、大きな波動イメージを持っていれば、今後、上がるにせよ下がるにせよ何れ中期的な売り場や買い場が何度か訪れることは明白です。世は大変な時代を迎えそうですけど、トレードは面白くなりそうです。私は当面、ゴールド一択です。将来どうなるかが分かれば不安はありませんよね。でしたら未来を見えるようにすれば良いのです。添付チャートは現在のS&P500のチャートに2000年と1966年のトップを重ねたものです。常に右肩上がりに見える米国株でも必ず10~15年に渡る停滞期と上昇期があります。これから訪れる時代は悲観・楽観を繰り返す停滞期になるのでしょう。つまり、政治・経済・戦争・自然災害など、時代の転換期を迎えるのだと考えています。ロシアや中国によって戦後秩序は完全に崩壊しました。新たな秩序作りの時代になるのだと思います。波動や時間のタイミングが一致するのはエリオット波動原理に通じるものがあるのでしょう。
恐らく株式市場は2037~38年ごろから新たな上昇相場が始まると思います。これからの運用期間が30~40年とあり、鉄の心を持った人なら積み立て投資が日の目を見ることもあるでしょう。ですが現レベルから半値程度になる覚悟は必要です。普通は耐えられないと思います。また、60歳の人なら運用期間はあと10年、せいぜい15年です。私なら大底を待って短期・中期トレードに徹します。 -
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