もちろん、建設会社の業績も良くなります。
でも、こんなふうに発想してみて下さい。
ホテルがいいと思ったら、まずはホテルの株から探すのが筋です。
建設会社はホテル以外の建物を建てますから。
ホテル銘柄は多くはありませんから、その周辺の産業群を考えます。ホテルは宿泊と宴会、飲食が主な収益源です。ということは、ホテルに銘柄がないならば、次の候補は宿泊と宴会、飲食を主に行う企業を探すことになります。飲食ならば、ちょっとリッチな外食が目のつけどころになるでしょう。
金沢や能登地方にお住いの方は大変な思いをされていると思います。ぼく自身は何もできないですが、昔から能登特産の塩が好きで、今回の地震のあとに大量買いしました。昔ながらの天然製法で、工場で作られた塩とは風味が全く違います。能登・北陸物産展には多くの人が集まっているようですが、復興には時間がかかるというのが正直なところでしょう。
インバウンド(外国人旅行者)需要が盛り上がっているのですね。北海道では特に目立つのでしょう。こういうコメントはありがたいです。東京にいると、この需要増に気づきにくいですから。インバウンドは小売り、外食の業績向上に寄与しているようです。銘柄別にはさらに調査が必要です。
「格差を感じる」とは、例えば、「友人の企業は賃上げしているのに、自分のところはしていない」といった意味ですね。日本人の7割は中小企業で働いています。大企業に比べて、賃上げが浸透していないのが実情のようです。庶民全体が豊かになっていないことーこれが、今後の株価の上昇が限定的になってしまう最大の要因です。
なお、あなたご自身はぼくのもとで資産運用を学んでいますから、資産形成には心配ありません。