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米国の雇用トレンドは弱いまま
経済にも反作用の法則がある 今月発表された米国の雇用統計は25.4万人の増加となりました。3月に31万人増を記録して以来、10~20万人増という弱い統計数値が続いてきたので、今回の雇用増は勢いのある増加と言えるでしょう。 発表のあった10... -
ジム・ロジャーズにインタビューします
皆さんからいただいた質問リスト 10月21日にジム・ロジャーズ氏とシンガポールにて面会します。先日、皆さんに質問を募集したところ、たくさんのご質問を頂きました。今日はここでその内容をご紹介します。 追加で質問があれば送って下さい。 日曜日(... -
庶民の懐は厳しい
値下げが始まっている 「日本の景気は悪化方向に動いている」というのが私たち庶民の実感ではないでしょうか?最近では大手の飲食店や、スーパーマーケットにその傾向が現れています。 物価高が続いている中、一部の企業から値下げが始まっているというこ... -
気づかぬうちに高い税を払っている
所得の54%が国家に取られている 私たち国民は平均して所得の46.1%を政府に差し出しています。税金(消費税、所得税、法人税)や国民年金、健康保険の形で国が取り上げているのです。手元に残るのは54%だけ。これは財務省が発表している2023... -
勝てないチャートの実例
業績がよくても買えない 「業績が良くても、買ってはならない株」というものはたくさんあります。今日はその一例をご紹介します。 10月8日、3086 Jフロントリテイリングが、半期の決算発表を行いました。とても良い数字です。直近の四半期は同期比で経常... -
日本人の勤労意欲は悪くない
今日はマスコミの嘘について語ります。「日本人は勤労意欲が低い」という調査結果が各種調査機関から出ています。今回紹介するのは、パーソル総合研究所グローバル就業実態・成長意識調査2022年のレポートです。これによると、働くことを通じて幸せを... -
日本の強みと弱みを再認識せよ その2
現場の力が圧倒的に強い日本 今日は日本の強みについてのお話をしましょう。それは現場の力です。私たち庶民1人1人のレベルが高いということです。具体例を挙げながら説明しましょう。 例えば、新幹線の掃除です。これは、外国の大統領や要人たちが視察す... -
日本の強みと弱みを再認識せよ その1
工業製品はもはや強くない 2回にわたって、日本人の強み・弱みというテーマでお話しします。日本の輸出産業といえば、従来は電気・機械が中心でしたが、その傾向は既に崩れつつあります。強みとは言えない状態になってきたでしょう。 一例を挙げると、家... -
ナンバーワン企業は買うな
ナンバーワン(金メダル)は素晴らしいーーオリンピックの世界では、正しいことかもしれません。金メダルと銀メダルとの差はその生涯にわたって続くからです。しかし、ナンバーワンの会社は決して素晴らしいものではありません。そうした会社の株は買って... -
解散は株価にややプラス
1か月間に3.4%プラスの影響 衆議院が解散されます。これが株価にとってプラスに働くのか、マイナスに働くのかといった質問が数多く送られています。 ここで皆さんにお答えしておきましょう。株価にはややプラスですが、大きな値ではありません。具体...