2026年1月13日
世間が気にする情報にはゴミが多い
日銀が政策金利を0.5%から0.75%へと引き上げました。これが株価に与える影響について質問が相次いでいます。今日はこれについてお答えしましょう。
結論は、「政策金利と株価には相関関係がない」です。つまり、政策金利が上がることによって株価が下がるときもあれば、上がるときもある、ということです。
この様子は図表1に詳しく描かれています。

2007年以降の短期金利(3か月)と日経平均の動きを示したものです。政策金利と短期金利はほぼ同じように動くものですから、日々動く短期金利を見る方が事情がつかみやすいです。
これを見ると、下地(シャドー)が青い時期と赤い時期があります。青い時期は短期金利と株が同方向に動いている時期です。赤い時期は短期金利と株式とが逆方向に動いている時期です。
逆方向と順方向の時期は交互にやってきます。2007年以降においては、全期間を通じると、ほぼ同じぐらいの期間、同方向と逆方向が繰り広げられてきたことがわかります。
投資においては、たくさんの情報があります。その情報の多くは、ノイズにすぎないか、または重要性のあまりないものです。政策金利(短期金利)は世間ではよく取り沙汰されているものの、重要性があまりないと思っていいでしょう。
政策金利は中央銀行が決めるものであり、中央銀行は役人が取り仕切る世界です。役人仕事は世情の追随でしかありません。
重要なことは、私たちの暮らしがどうなっていくかです。つまり、景気動向が株価の行方に最も影響があります。投資部の皆さんには、「気づき」や「未来見えるTV」を通じて、これからも重要な情報を随時解説していきます。何度も読んでいるうちに、ノイズや重要でない情報を聞き流せるようになってくれば、上級者の仲間入りです。



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