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10月10日12時半投稿
銀のスポット価格が1オンス50ドルを越え、瞬間的には1980年、2011年の高値を抜きました。ただ、51ドルをつけた後に48ドルまで文字通り急落しました。この展開は、「過去と同様、50ドル付近でペーパー銀の強力な売り圧力があるだろう」というJesse Colombo氏の予測に沿っています。実際、昨夜には先物価格をスポット価格が数ドル上回る、大きな逆ザヤが生じており、ペーパー銀の売り圧力を如実に示しています。一方で、通常は1%以内の現物銀のリースレートが、添付図の通り、ここにきて38%という異常値に跳ね上がっています。これは現物銀の枯渇が深刻であることを示しており、空売り圧力は長くは保たないように見えます。
銀行などの金融機関は、銀2億オンスに上る売りポジションを保有していると言われ、仮に銀価格の終値が50ドルの心理的抵抗線を越えると、ショートカバーが連鎖的に起きて価格が跳ね上がるショートスクイーズ(いわゆるシルバースクイーズ)が起きる可能性が高くなってきます。仮にシルバースクイーズが起きた場合、ペーパー銀市場や銀行の破綻に繋がり、これが来たる金融崩壊の引き金になり得るのではと危惧しています。林先生や会員皆様のご意見を伺えれば幸いです。
(添付画像はいずれも拾い物)