今後のダウの動き

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~やや高くなる場面があるだろう~

昨日のNYダウの急落を受けて、

「今後はどのような展開になるのだろう。すぐに大きな下落が始まるのか」

といった質問が相次いでいます。

今日は、これについて解説します。

4月16日NYダウは699ドルの大幅な下げとなりました。

しかし、ここからすぐに大幅な下げに入るかどうかは、まだ確定していません。

どちらかといえば、まだ小さな上昇波動が続いている、というのがぼくの見解です。

図表1を見てください。最後に描かれたローソク足が現在の位置です。

これは39,669ドルです。

下落相場に入ることが確定するためには、青い矢印の線3万8427ドルを割れる必要があります。

さらに、NYダウが本格的に大きな下落相場に戻るには、直近の最安値36,611ドルを割る必要があります。

つまり、現時点ではまだ小さな上昇が続いていると考えるべきです。

日経平均も同様な動きになると考えられます。

今のところ、今週来週にはやや高くなる場面があると思った方がいいでしょう。

ここから下落相場がすぐに始まると考えるのはやや短絡的ではないかと思います。

さて、ここからは、深く相場の予測を学びたいという人に向けて書きました。

双子波動による予測計算値です。

図表2において、双子波(中勢波動)による今後の高値の計算の仕方を説明していきましょう。

NYダウは直近の最安値36,611ドルから40,778ドルまで上昇しました。

この幅は4,167ドルです。

これに対して直近の安値が38,427ドルですから、

ここから4,167ドルだけ上昇すれば、目標値は42,594ドルになります。

3月に付けた高値が42,821ドルですから、ここを上回らないレベルで天井を打つことになります。

つまり前の高値より低く天井に達するわけですから、弱い相場が続くと考えることができます。

もう一つの考え方をご説明します。

小勢波動による計算方法です。

簡単に解説すると、大きな波動は、小さな波動からなっています。

この小さな波動を計算値を用いて、天井価格を割り出すというものです。

双子波動については、オンクラスの講義動画内【新高値買い11】で説明しています。

図表3によれば、直近の小勢波動は38,427ドルから40,791ドルまで上昇しました。

この上昇幅は2,364ドルです。

仮に昨日のNYダウから戻しが始まる場合は、昨日の安値39,394から上昇が始まり、

目標値が41,758ドルとなります。

図表2での目標値42,594ドルと

図表3での目標値41,758ドルの間でダウが天井を打つという考え方です。

ただし、最初にも言った通り、NYダウが図表1に記した黒線のレベルを割ってしまえば、

こうした計算は成り立たなくなるということをご理解ください。

コメント

コメント一覧 (6件)

  • ・・・双子波動に小勢波動ですか。
    いずれにしても、「その時」は、間違いなく、近づいていると言うことですね。
    ゴールド買わなきゃ。( ´ ▽ ` )

    • 投資家のタマゴン 様
       おっしゃる通りです。全く同感です。私は難しいことは考えるつもりは全くありません。ましてや難しいことをするつもりは絶対ありません。失敗してヒドイメに逢うだけですから。ただひたすら自らの幸運を信じてガンバリます。

  • 私も、この局面で、林先生に出会えた幸運に感謝・感謝です。
    ・・・まだまだ準備不足ですが。(^◇^;)

    • 投資家のタマゴン 様
       タマゴン様は本当に素晴らしい強運の持ち主ですね。これからが大事な局面でしょう!

  • お世話になります。
    オンクラスでは、空売りの授業まで、あと1か月ほど先になるため、このような有益な情報を出していただけると、非常に参考になります。

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