2026年2月9日
日本は米国の写真相場
自民党の圧勝を受けて、株式市場は大幅に上昇しています。この傾向が長く続かないことについて、今日は解説します。
その理由は図表1です。長期のチャートを見ると、日本の株価は、米国とほぼ同じ動きになっています。つまり、世界経済の動き次第で日本経済は動いていくので、日本独自の理由で株価が上がることはないという論理です。

米国株式市場は天井圏に入っています。先行株として動くことの多いナスダック指数が弱いほか、マグニフィセント・セブンと言われるようなAI関連会社も下落傾向になっています。失業率の上昇により、米国経済は企業収益の頭打ちが見え始めています。
自民党が圧勝しても、私たちの暮らしが上向いていくということはありません。それは1990年代から、私たちの給料(インフレ率を考慮した実質的な給料)は横ばいになっており、全く上がっていないからです。
どうして上がらないのか?この理由は、新興国にあります。日本の賃金に比べて、新興国の賃金は半分以下であり、「日本人に高い給料を出すより、海外の労働力を雇う方がいい」というのが資本の論理だからです。
政府ができることといえば、税金を減らすか、手当を出すかに過ぎません。今のように大きな財政赤字をかかえる中では大幅な減税や手当の拡充は難しいです。国債の大幅増刷を行えば、長期金利が上昇(=債券価格が下落)してしまいます。長期金利は既に20世紀のレベルに戻ってしまっています。
こうしたことを考えると、株式に投資するリスクは高いと考えてください。ゴールド投資が最善です。



コメント
コメント一覧 (5件)
先生の解説を聞くと、ほんとに安心します
やはり金投資がいまのところはかたいのでしょいか?
株価がつずかないとはむずかしいですね。自民党がゆうせいになってよろこんでいましたが
金が良い投資先だと思うのですが、現在は人気
が過熱気味で現物の取引には、制限があり一元
の者には条件もあり、そこで純金積立はどうか
と思いますが、いかがでしょうか?
先生のお言葉から株の売り時は今ということでしょうか?