活力のある日本を取り戻す

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~起業を目指す人を支える~

「日本は活力がありません。どうしたら取り戻せるでしょうか?」

という質問がぼくのところに時々やってきます。


今日は、ぼくなりのアイデアを提示します。
それは「起業する人たちを支援すること」です。
バンコクと東京で鉄道に乗って感じる最大の違いは年齢層です。


東京に戻ると、「年寄りが多い」と感じます。
ぼくもその仲間ですから、東京の方が自分が溶け込んでいる気がして、心が安らぎます。
それでも、年寄りが多ければ活力が少ないのは仕方がないことでしょう。


日本人の平均年齢は50歳なのです。
そんな日本に活力を少しでも取り戻すにはどうしたらいいか?
ぼくは起業する人たちを支援するようにしてはどうかと思います。
ここで、『がっちりマンデー』(TBS)を紹介しましょう。
毎週日曜日の朝に、儲かっている企業を紹介する番組です。


ここに登場する企業経営者は総じて若いです。
例として、『がっちりマンデー』が年初に毎年特集する「スゴい社長大集合SP!」を覗いて見ましょう。
URLは以下です。
スゴい社長大集合SP!新年から最新儲かり情報が連発!①GO川鍋会長が気になる…AIで落とし物を探してくれる会社!②アソビュー!山野代表が気になる…荷物を預かる会社!観光地のコインロッカー不足を解決!③ス|がっちりマンデー!! note編 がっちりスクール!!


ここには現在注目されている経営者が出演しています。


図表1と2が2025年初の出演者です。


ここで注目すべきは起業時の年齢です。
ニトリの創業者は22歳、トリドール(丸亀製麺)の創業者は28歳です。


他の出演者についても創業時の年齢を記しました。
20歳代が中心であることがわかります。
なお、この番組は今からでもネットで見ることができます。
3週間(3回)にわたって放映されています。


自分で会社を興そうという人は創意工夫に満ちています。
何よりその仕事が好きで、休みなく働きます。
また、新しい会社は雇用を生みます。


投資部の皆さんにはこのあたりのことが実感できるのではないでしょうか?
皆さんは創業者ではないかもしれませんが、自分の好きな投資を通じて収益をあげようとしています。
投資の利益は給与のように毎月一定額が入ってくるものではありません。
リターンをあげるために、リスクを取るので、熱が入ります。


そうした理由から、ぼくが作った教材を食い入るように学習する人が多いです。
起業ともなれば、そのような傾向はさらに高いでしょう。
日本では「起業はリスクが高いからやめた方がいい」といった文化があるのではないでしょうか?
「せっかく一流大学に入ったのだから一流企業に就職して安定した暮らしをするのがいい」と勧める両親も多いと聞きます。
本来起業を志すような人材が大企業内で眠っているような気がします。
税制面からも起業を応援する仕組みに乏しいと言えます。


このあたりを深堀していくことで活路が見いだせるのではないかと考えています。

コメント

コメント一覧 (9件)

  • 活力!大切ですよね!私は若くはないですが経営者です。が、あまりにも税金が高過ぎです!
    一生懸命働いても、税金が多く取られると、何のために働いてるのか?情け無く思います。
    こういう思いはダメですかね?

  • 毎週日曜日みてますよ、若い社長さんが若い方を育ててところもありいい会でしたよ、面白いですよね、起業するかたは素晴らしい

  • 確かに日本の税金は、高いですよね・・・。
    だから海外で生活する人も多いです。
    わたしは、高校は普通科、短大は家政科だったので簿記とか経理はてんで分からないのですが、
    高校時代の親友のお父さんが国税局を辞めて税理士事務所を始められました。
    普通の税理士事務者なら計算とかしなきゃならないですし、とても私では無理なのですが、
    この事務所は大手の会社の税務顧問をされていて、電話受けといらしたお客様のお茶出しだけだったのです。
    自動車会社の受付に内定していたのを希望されて、会社を断って就職しました。

    そこにいらしたお客さんが『今年も税金を納めさせていただけます。ありがたいことです』って
    所長に仰ってたんです。
    わたしは、その時 『は・・・負け惜しみ?』って思ったのですが・・・

    あれは、本心だったのかも?とあとで思いました。
    だって、赤字を出してたら、税金は発生しません。
    それを経験しての言葉だったのかも・・・?と。

    直接、伺ったわけではないですが、その言葉には皮肉っぽさも諦めも感じられませんでした。

    税金を納めたくないから、脱税したり、過小申告しますよね。

    税金、納めるのってイヤですけど、国は税金でなっていきますものね・・・。

  •  私も日本全体が元気がなく、長い間低迷している原因の一つとして、日本人のチャレンジ精神が乏しくなったことがあるのではないかと思います。
     特に冒険するよりも、生活の安定を選択する若者が増えているのも否めません。 私もその一人だったからです。また若者は失敗しても取り返せる時間がまだ十分にあると思うのですが、中高年になると家族もいて、どうしても失敗は許されないという思いが先に立ってしまいます。

     国のイノベーション対策事業も緊縮財政が行われてきたために大変お粗末なものでした。
     ベンチャー企業に対しては助成金の他、向こう10年間は消費税税や法人税、固定資産税も取らないなどの措置が行われていれば、優秀な若者の頭脳も海外に流出することなく、活発な起業が起こり、日本の状況は大きく変わっていたと思います。

     さらに 近年、日本人の 出生数は70万人を切ろうとしています。子供を生めるような経済状況ではなかったこともその一因だと考えられます。それに対して外国人の出生率の方が高くなっているという現状を考えるとき、今後、よき日本の文化は失われ、 国際化の名のもと、日本人としてのアイデンティティも失われてしまうのではないかとても不安です。やがて日本は移民の国になるのでしょうか。
     すでに40年以上も前から少子高齢化が懸念されておりましたが、国はその対策のために有識者を集め、高いお金を払ってきましたが、殆どその効果はなく、無駄に時が過ぎただけでした。議論はあっても策なしだったことが今の日本を物語っています。失われた40年は経済だけではなく、ある意味で日本人も失ったということになるのではないかと思います。

     わたしは、今まで知らなかった投資の分野に足を踏み入れることになりました。私にとっては新しい試みで正直大変不安なことも多いのですが、その一方で 林先生から教えを乞いながら 新たな人生を楽しむとともに些細な夢を実現したいと思っています。

  • TVがっちり〜やカンブリア〜とかやっぱり(経営者)発想や着眼点が違いますね!それを事業化への試行錯誤とエネルギー毎回『凄い、さすが』の一言です
    昔~まだ20代の頃 画家を目指してた人が日本人は「そんな(夢?)やめとけ」と言う、対して米国人は「オゥ素晴らしい(もちろん英語で)」と賛同すると言っていた 農耕民族と狩猟民族との違いもあるかと ただ若い人が企業の社会的リスクも それを応援出来る財力(可能性を見抜く眼力も)が私にも少しでもあれば… 確かに益々高齢化社会になるばかりですね

  • 僕は39歳なのですが、起業するなら若いうちだろうなぁと実感しています。
    同い年の友達は、ちょうど、子供が生まれたばかりだったり、家を買ったりと、なかなか起業するリスクを取れなそうです。その内の一人は、高校の頃から趣味でプログラミングをやっていて、相当なIT技術はあるのですが、上記二つの理由で多分しなさそうです。起業してほしいなぁと思っていたのですが。

    あと、ヒデトさんの言ってる、応援できる財力ということであれば、銀行なんかがそういうことすればいいのにと思いますが、難しいでしょうね。例えば、返済義務のない借金だけど、成功したらお金10倍にして返してね、みたいなのは。

  • がっちりマンディ
    毎年見てます
    出演者 若い社長になりましたね
    ニトリの似鳥さんだけ年配でいつもでてます

    若い人の発想は、素晴らしい
    と関心しながら見ています
    私なんか年配で、固定観念があるから
    柔軟に考えが及びません

  • 個人的な見解ですが、起業家が少ない風土の一因は教育にもあると思います。
    自分は元教員で、教育学を専門としていました。
    現行の教育システムでは、少しずつよい方向に変化してはいるものの、正解を求める、横並び、画一化、没個性にならざるを得ません。
    サドベリー・バレー・スクールのような教育が広まると、起業家が増えるかもしれません。

  • 高齢化社会中々止まりそうに無いですね、お粗末な政治のツケが回って来たのです。
    途中で打つ手はあったと思いますが、政治家、役所のエゴが正しい提案を潰してしまった様な気がします。
    株価暴落は外堀を埋めているとか、米株は今は持っていませんが、日本株は先生が話されたキャノン関連を少し保持しています。
    早目に放したほうが良いでしょうか。

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